ヴァンサン・トリコは1972年生まれの醸造家。

南仏でワインを11年間造っていましたが、
自らのワイン造りの地として選んだのは、奥さんの出身地の近く オーヴェルニュでした。

オーヴェルニュではClaude Prugnard氏の手伝いをしたことがきっかけで、
氏の引退後の畑と醸造所を引き継ぐことに。
1971年から無農薬で守られてきた畑です。

全部で4.6ha、ガメイ、シャルドネ、そして0.6haがピノ・ノワール。

オーヴェルニュにも昔は沢山のピノ・ノワールが植わっていましたが、
近くのブルゴーニュの関係で泣く泣くブドウの木を抜かなくてはならないほど、
経済的ダメージを受けてきたといいます。

これからもっとピノ・ノワールを植えていきたいという夢を語るヴァンサンです。


ファーストヴィンテージから無添加醸造に挑戦し、15年を経てその完成度を高めるVincent Tricot は、世界中からひっぱりだ こになっています。