Jean Francois Chene
(ジャン・フランソワ・シェネ)
ジャン・フランソワの家系は代々ブドウ生産者で醸造はしていませんでしたが、
グリオットのワインを飲んで感動した事が大きく影響して、
父親より畑を4.5ha分けてもらい2005年から醸造をスタートしました。
まだ若い生産者ですが、ヴァンナチュールに対する信念が非常に強く、
妥協を許さない人です。
原産地呼称機関からは亜硫酸を入れるように指示をされたこともありましたが、
自分のスタイルを崩してまでやるべきではないと思い、全てがヴァン・ド・フランスになっています。
また発酵後に還元的になることもあり、それがなくなるまで1年でも2年でも待ち続けます。
そういった信念を貫きスタイルを守り続けるにはなかなか経営と結びつかない事も多く、
やむを得ず畑を1ha売却し、現在は3,5haとなっています。
そんな彼の思いは、ワインの味わいからも十分感じ取ることが出来ます。
土を耕し、手で摘み、化学を使わず、一番自然で、一番健全であるものを届けたいと言う思いで、
セバスチャン・デルヴューに色々と教えてもらいながらブドウの様子を見極め、
それに合った造りを研究しています。
(輸入元資料より)